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3月 2020

メインフォーラム・高岡JC褒章事業(TAKAOKA WAKUWAKU AWARD 2020) [時 間]14:30~17:20 [会 場]射水神社(中継) [テーマ]つくろう 愉しいまち! 輪一緒(わっしょい)TAKAOKA!!   [講 師]衆議院議員 石破 茂 氏 (元内閣府特命担当大臣・地方創生担当) [内 容] 実際に内閣における地方創生の責任者として辣腕を振るわれた石破氏による、単なる理想論だけではなく、現実の地方都市の実情や大臣を務められての経験を踏まえてお話いただきます。それに加え、パネルディスカッションにおいて持続可能なまちづくりの在り方についてパネラーからお話しいただくことで、キーワードである地方創生×SDGsについて深く考えるきっかけとなります。   【第1部】講演「これからのまちづくりとは」 国が地方において求めることは何か、地方主体のまちづくりとは何か、をご講演いただきます。 【第2部】TAKAOKA WAKUWAKU AWARD 2020 高岡の地域においてSDGsに積極的に取り組んでいる市民を取り上げ表彰することで、SDGsを推進することが地方創生に繋がっていくことを発信します。 【第3部】パネルディスカッション「持続的なまちのためにみんなでできること」 なぜ地方創生にはSDGsが必要なのか、その理由を理解してもらうとともに、SDGsの具体的な活用例を学んでいただくことで、一人一人がSDGsを明日からでも実践してもらえるようになっていただきます。 パネラー 衆議院議員:石破 茂 氏 高岡市長:髙橋 正樹 氏(調整中) ハリタ金属株式会社:張田 真 氏(代表取締役) 株式会社富山銀行:中沖 雄 氏(頭取) 褒章事業最優秀賞者:当日発表 公益社団法人高岡青年会議所:花田 将司 君(コーディネーター) 【第4部】SDGsタイアップ宣言  高岡JCと高岡市が、SDGsを活用して地方創生を実現していくことについて協働することを宣言し、高岡JCが高岡で一番SDGsを推進していく団体であること発信します。    

分科会 [時 間]11:00~14:00 [会 場]高岡市内各地(中継・録画) [解説者] 仁ヶ竹 亮介 氏 (高岡市立博物館 副主幹学芸員) 相本  芳彦 氏 (フリーアナウンサー、高岡地域文化財等修理協会) [テーマ]ピンチをチャンスに変えよう~高岡町民に学ぶ心意気~ [概 要] 高岡の歴史に目を向け、日本遺産に認定された「加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡―人、技、心―」と「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間(北前船寄港地・船主集落)」を中心に、高岡の町民が幾多の困難を乗り越え、ピンチをチャンスに変えてきたストーリーから、目の前のコロナ禍が渦巻くピンチを地方が輝けるチャンスと捉え、未来を切り拓いていくヒントを感じていただける内容になります。 高岡が誇る有形無形の魅力を、メインストーリーと4つのコースに分かれての中継を通して、分かりやすくお伝えします。   ・ルート①奇跡の城 高岡城 (高岡城跡・瑞龍寺) ・ルート②千年の港 伏木(勝興寺・女岩荘) ・ルート③伝統と革新の町(高岡市鋳物資料館) ・ルート④町民の心意気とものづくりの職人魂(高岡御車山会館)   北陸高岡は、400 年余り前に加賀前田家二代目前田利長が建てた「高岡城」を核とする城下 町である。しかし築城から、わずか 5 年で利長は亡くなり、折りからの一国一城令によって 城は廃城、家臣団は金沢へ戻り、加越能各地から集まった町民たちは離散を始めた。 こうした中、戦乱の時代から安定の時代へのパラダイムシフトを感じ取った 三代目前田利常は、町民の移動を禁じ、高岡を商工業都市へと変貌させた。 町民の自治が許され、町の産業構造そのものがリノベーションされた。 江戸後期、高岡は北前船交易などで全国の米相場、綿相場に影響を与え、工業の分野では全 国最大の鋳物集団を擁するに至った。

記念フォーラム [時 間]9:30~10:30 [会 場]射水神社(録画) [テーマ]「高岡古城公園を愛すべき地にする」 [講 師]中井 均 氏 滋賀県立大学 教授(専門:考古学 中・近世城館遺跡 近世大名墓) 高岡古城公園の歴史や歴史的価値をわかりやすく講義していただくとともに、現代の高岡古城公園の在り方を、全国の城下町を例にとってどのように向き合っていくことで、より地域に愛される象徴の地としていくかを講演頂きます。 ① 高岡築城の意味と構造 400年の歴史をもつ高岡城跡は何故この地に建造しなければならなかったのか、時代背景と照らし合わせながら講演を頂き、今は姿を成していない高岡城跡であるが、当時、日本でも最強の軍事要塞と言われ、今なお城跡の至る所で当時の英知を感じ取ることが出来ることを知っていただく。本来、多くの人の考えは城=天守閣であるが、天守閣は城のごく一部と言っても過言ではなく、むしろ、高岡城こそ天守閣は無いものの、残存率の高さは日本でも有数であることを発信頂く。 ② 明治以後の高岡城跡の歴史 ⇒ 古城公園を選んだ 一国一城令により、高岡城は廃城をせまられる。廃城した城下町は荒廃の道を辿ることが世の常であったが、民を愛する利常の優秀なリーダーシップのもと町民がそれに答え商工業のまちとして発展していった。開府から僅か5年で城がなくなり町となっていった背景から、昨今高岡は開府ではなく開町400年と呼ぶようになった極めて異例な土地柄であり、町民が公園として残すことを熱望し、現代にいたる。その特異な歴史に触れる。 ③ なぜ動物園があるのか ⇒ 世界遺産姫路城にも動物園がある 動物園は近年できたわけではなく、明治時代からすでに建造されており、市民に開放されています。高岡城跡を市民にどう捉えてもらいたかったのか、そういった願いや思いを考察いただきます。 ④ 城跡をどうまちづくりに活かすのか ⇒ 各地の事例から 高岡城跡には城そのものは建造物としてありません。城跡なのだから、再現してみてはどうかという意見は多数あるかと思います。しかしながら歴史や文化は常に織り成されながら進んでおり、復刻することは未来を向いているかどうか甚だ疑問も残ります。真のまちづくりと城跡と我々のアイデンティティついて講演いただき、歴史文化遺産という先代からの遺産をそのまま守り続けるだけではなく、資産として捉え今後のまちづくりにおいてどのように運用・活用していくべきかを考える機会とします。